RESEARCH
青少年の
性行動全国調査

日本の青少年(中学生・高校生・大学生)の性についての様々な意識や態度、経験を明らかにし、社会的背景などとの関連を検討する全国規模のアンケート調査です。
1974年からほぼ6年ごとに全国的な規模で続けられてきたこの調査は、50年を超える継続性、広範囲な地域での広い年齢層にわたったものとしては世界を見ても類例がなく、たいへん貴重な調査であるとともに、学校における性教育の教科書や資料集、各種メディアにも多く引用され活用されています。
第9回調査は2023年度に実施され、その調査をもとに分析され論文集としてまとめられた『「若者の性」白書』は、2025年に刊行されました。
「若者の性」白書 ―第9回 青少年の性行動全国調査報告―
編/一般財団法人日本児童教育振興財団内 日本性教育協会
「若者の性」白書 ―第9回 青少年の性行動全国調査報告―
編/一般財団法人日本児童教育振興財団内 日本性教育協会
発行/小学館
定価/本体2,700円+税
A5判270ページ
●第1章 現代の青少年の社会環境と性行動 ―第9回「青少年の性行動全国調査」の方法と概要 ―
●第2章 学校での性教育と性に関する知識・態度・行動との関連
●第3章 性的同意の認知と意思の確認 ―青少年の現状と教育的課題―
●第4章 暴力被害および性的被害の現状と性教育や性行動の経験
●第5章 正しい避妊の実践における性情報源とジェンダー規範の影響
●第6章 青少年の性感染症予防に関する知識・態度・行動
●第7章 家庭環境・親子関係と青少年の性のかかわり
●第8章 多様な若者文化と恋愛
●第9章 青少年の性についての「悩み」 ―自由回答欄の内容から見えるもの―
◆基礎集計表(学校段階別・男女別)
◆コラム
1…中学校でセックス(性交)について教えるべきか
2…性の規範意識の変容 ー変化するものとしないもの
3…「性の多様性」への理解の実態とその課題
4…青少年の性のイメージ ーその変容と個人の経験との関連
5…女子の自慰につきまとう〈否定的なもの〉
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「現代性教育研究ジャーナル」172号(2025年7月15日発行)に、宮城大学・江角伸吾教授(日本性教育協会運営委員)による本書の講評が掲載されました。客観的な視点に立って考察されたブックレビューとなっています。
該当ページのみを抽出したPDFをダウンロードできるように用意しました。下記ダウンロードボタンよりダウンロードしてお読みください。
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第1回からこれまでの「青少年の性行動全国調査」の来歴と、本調査の実施方法の詳細を示す。さらに、青少年の性行動に関する基礎的なデータを第1回から第9回まで時系列に沿って概観し、現代の若者の性行動の実態を浮かび上がらせる。
表1-1 「青少年の性行動全国調査」の回答者数(調査回別)
図1–1 デート経験率の推移
図1–2 キス経験率の推移
図1–3 性交経験率の推移
図1–4 性的関心の経験率の推移
図1–5 自慰経験率の推移
図1–6 デートの累積経験率(中学生・高校生のみ)
図1–7 キスの累積経験率(中学生・高校生のみ)
図1–8 性交の累積経験率(中学生・高校生のみ)
図1–9 調査時点でのデートの状況(調査回別)
図1–10 調査時点での交際の状況(調査回別)
図1–11 調査時点での性交の状況(調査回別)
図1–12 学校で教わったこと 前回調査との比較(妊娠のしくみ・セックス(性交)・避妊の方法・人工妊娠中絶・自慰(マスタベーション)・HIV/エイズ・性感染症・恋愛・男女平等の問題・デートDV(恋人間の暴力)の問題・セクハラ 性暴力の問題・性の不安や悩みについての相談窓口・性の多様性(LGBTなど)・男性のからだのしくみ・女性のからだのしくみ・SNSの安全な使い方)
図1–13 親から教わったこと 前回調査との比較(プライベートパーツを大切にすること・月経・射精・自慰(マスタベーション)・セックス(性交)・妊娠のしくみ・避妊の方法・男女の平等・性の多様性(LGBTなど)・SNSの安全な使い方・デートDV・セクハラ 性暴力)
図1–14 性交(セックス)の情報源 前回調査との比較(親やきょうだい・友人や先輩/友人先輩後輩・つき合っている人・教師 授業や教科書・マンガ・一般雑誌・ポルノ雑誌・アダルト動画・インターネットやアプリ SNSなど)
付表 性行動の経験率(調査年度別 デート・キス・性交・性的関心・自慰)
学校性教育で教えられた内容を青少年はどの程度正しく理解し、それによって適切に行動できているのか。また、青少年は性について何を知りたいのか。学校での性教育の現状と青少年の性に対する態度や行動との関連について論考する。
図2-1 学校段階別・男女別、身体的側面(9 項目)の学習率の推移(妊娠のしくみ・セックス(性交)・避妊の方法・人工妊娠中絶・自慰(マスタベーション)・HIV/エイズ・性感染症・男性のからだのしくみ・女性のからだのしくみ)
図2-2 学校段階別・男女別、社会的・心理的側面(7項目)の学習率の推移(恋愛・男女平等の問題・セクハラ 性暴力の問題・性の不安や悩みについての相談窓口・性の多様性(LGBTなど)・デートDVの問題・SNSの安全な使い方)
図2-3 性的関心を持った経験の有無別 学校性教育への評価の割合(とても役立っている・ある程度役立っている・あまり役立っていない・まったく役立っていない)
図2-4 「男性のからだのしくみ」を教わった経験の有無別 「精子は陰茎で作られる」についての回答の割合(正答・誤答・わからない・無回答)
図2-5 「女性のからだのしくみ」を教わった経験の有無別 「卵子は子宮で作られる」についての回答の割合(正答・誤答・わからない・無回答)
表2-1 学校段階別・男女別に見た性について知りたいこと(上位5項目)
図2-6 学校で「性感染症」について教わった認識の有無別 性感染症罹患が「とても気になる」と回答した者の割合
図2-7 学校で「避妊の方法」について教わった認識の有無別 妊娠が「とても気になる」と回答した者の割合
図2-8 学校性教育での「避妊の方法」「性感染症」学習の有無別 コンドームを常に使用している割合
「セックス(性交)について知った時期」と「学校段階別 性交経験率」をクロス集計して導き出された結果をもとに、学習指導要領で規定されている、いわゆる「はどめ規定」の有効性について考察する。
図1 セックス(性交)について知った時期
図2 セックス(性交)について知った時期別の性交経験率
高校・大学生の男女それぞれの「性の規範意識」は、時代の変遷とともに何が変わり、何が変わらなかったかを明らかにする。
図1 性に関する各規範意識を容認する者の割合の推移(高校・大学生男子)(「愛情がなくてもセックス(性交)をすること」「同性と性的行為をすること」「お金や物をもらったりあげたりしてセックス(性交)をすること」「知り合ってすぐの相手とセックス(性交)をすること」「つき合っている人のいる人が、その相手以外とセックス(性交)すること」)
図2 性に関する各規範意識を容認する者の割合の推移(高校・大学生女子)(「愛情がなくてもセックス(性交)をすること」「同性と性的行為をすること」「お金や物をもらったりあげたりしてセックス(性交)をすること」「知り合ってすぐの相手とセックス(性交)をすること」「つき合っている人のいる人が、その相手以外とセックス(性交)すること」)
近年注目を集めている「性的同意」という概念が、青少年にどれほど浸透し、理解されているかを把握する。また、実際の性的な場面における意思確認の実態を明らかにし、それが学校での学習経験とどのように関連しているのかを検証する。
図3-1 「性的同意」という言葉の認知率
図3-2 性交経験の有無別 「性的同意」という言葉の認知率
図3-3 友人との性についての会話頻度別 「性的同意」という言葉の認知率
図3-4 3種類のことがらの既習/未習別 「性的同意」という言葉の認知率
図3-5 性的同意の意味を正しく理解している者の割合
図3-6 「性的同意」という言葉の認知と意味を理解していることの組み合わせの分布
図3-7 学校段階別・男女別 「性的同意」の確認状況(いつもしている・場合による・いつもしていない・無回答)
図3-8 言葉の認知と同意の意思確認の関連(同意を「いつも取る」割合)
図3-9 意味の正しい理解と同意の意思確認の関連(同意を「いつも取る」割合)
図3-10 学校での学習経験と同意の意思確認の関連(同意を「いつも取る」割合)
恋人間でのデートDV等に対する予防教育や啓発活動が盛んに行われるようになっている一方で、新たなかたちの性的被害も近年出現している。果たして予防教育等によって、若者のデートDV被害や性的被害は減少しているのかを検討する。
表4-1 デートDV被害の項目(友達づきあい干渉・精神的暴力・性的暴力・身体的暴力・経済的暴力)
図4-1 デートDVの被害経験率 過去の調査との比較
図4-2 デートDVの種類ごとの被害経験率(友達づきあい干渉・精神的暴力・性的暴力・身体的暴力・経済的暴力)
表4-2 「男女平等の問題」の履修経験とDV被害経験の有無(%)
表4-3 「デートDV(恋人間の暴力)の問題」の履修経験とDV被害経験の有無(%)
表4-4 「セクハラ、性暴力の問題」の履修経験とDV被害経験の有無(%)
表4-5 デートDVの累積数の割合(%)
図4-3 経験率の多かった被害経験のパターンと被害者に占める割合(友達づきあい干渉のみ・精神的暴力のみ・友達づきあい干渉+精神的暴力)
表4-6 性的被害の項目(視線被害・つきまとい 待ちぶせ・性的からかい・痴漢・露出被害・セクスティング要求・性的行為の強要)
表4-7 性的被害の経験率(%)(視線被害・つきまとい 待ちぶせ・性的からかい・痴漢・露出被害・セクスティング要求・性的行為の強要)
図4-4 性的被害経験に占める加害者の属性の割合(視線被害・つきまとい 待ちぶせ・性的からかい・痴漢・露出被害・セクスティング要求・性的行為の強要)
図4-5 キス経験の時期によるデートDVの被害経験(キス経験なし・キス経験14歳以下・15~17歳・18歳以上/DV被害経験・友達づきあい干渉・精神的暴力)
図4-6 性交経験によるデートDVの被害経験(性交経験なし・性交経験14歳以下・15~17歳・18歳以上/DV被害経験・友達づきあい干渉・精神的暴力)
図4-7 キス経験の時期による恋人以外からの性被害経験(キス経験なし・キス経験14歳以下・15~17歳・18歳以上/つきまとい 待ちぶせ・性的からかい・セクスティング要求・性的行為の強要)
図4-8 性交経験の時期による恋人以外からの性被害経験(性交経験なし・性交経験14歳以下・15~17歳・18歳以上/つきまとい 待ちぶせ・性的からかい・セクスティング要求・性的行為の強要)
若者は、避妊方法についてどこから知識や情報を得ているのか、その情報源と避妊行動との関係を分析する。さらに、避妊行動と男性リード規範との関係に焦点を当て、若者の避妊に対する意識に迫り、学校教育との関連についても検討する。
図5-1 初交年齢別 避妊の実行率
図5-2 初交年齢別 避妊方法(コンドーム・ピル(経口避妊薬)・月経からの日数を数える(オギノ式)・基礎体温をはかる・腟外射精法(精液を外に出す))
図5-3 避妊をしない理由(めんどうくさいから・準備していないことが多いから・たぶん妊娠しないと思うから・避妊をいいだせないから・相手にことわられるから・避妊法を知らないから・妊娠したら産むつもり 産んでもらうつもりだから・妊娠しても中絶すればよいと思うから)
図5-4 現在の避妊法(コンドーム・ピル(経口避妊薬)・月経からの日数を数える(オギノ式)・基礎体温をはかる・腟外射精法(精液を外に出す))
図5-5 「避妊方法」についての情報源(性交相手あり)(親・きょうだい・友人先輩後輩・つき合っている人・教師・授業や教科書・マンガ(マンガ本 マンガアプリ)・一般雑誌・ポルノ雑誌(アダルト雑誌)・アダルト動画 アダルトサイト・ウェブサイト・SNS(TikTok, Instagram, Twitterなど)
図5-6 情報源としての選択の有無別 避妊の実行率(友人先輩後輩・つき合っている人・教師・授業や教科書・アダルト動画 アダルトサイト・ウェブサイト・SNS(TikTok, Instagram, Twitterなど))
図5-7 情報源としての選択の有無別 「いつもコンドームを使用する」割合(友人先輩後輩・つき合っている人・教師・授業や教科書・アダルト動画 アダルトサイト・ウェブサイト・SNS(TikTok, Instagram, Twitterなど))
図5-8 情報源としての選択の有無別 ピル使用率(友人先輩後輩・つき合っている人・教師・授業や教科書・アダルト動画 アダルトサイト・ウェブサイト・SNS(TikTok, Instagram, Twitterなど))
図5-9 情報源としての選択の有無別 腟外射精法率(友人先輩後輩・つき合っている人・教師・授業や教科書・アダルト動画 アダルトサイト・ウェブサイト・SNS(TikTok, Instagram, Twitterなど))
図5-10 「初交をどちらから要求したか」の回答別 避妊の実行率(どちらともいえない 自然に・相手から言葉や態度で・自分から言葉や態度で)
図5-11 男性リード規範支持・不支持別 コンドーム使用率
図5-12 男性リード規範支持・不支持別 腟外射精法の選択率
近年、急拡大している性感染症に関して、学校教育ではどの程度扱われ、それによって青少年は知識を正しく身につけているかを確認する。また、その知識が、態度、行動にどのように表れているかについて分析し、その課題を論じる。
図6-1 学校段階別・男女別 学校で教わった経験があると回答した者の割合(性感染症・HIV/エイズ・性の不安や悩みについての相談窓口・セックス(性交)・妊娠のしくみ・男性のからだのしくみ・女性のからだのしくみ・避妊の方法)
図6-2 学校段階・男女別 知りたいこととしてあげた者の割合(性感染症・HIV/エイズ・性の不安や悩みについての相談窓口・セックス(性交)・妊娠のしくみ・男性のからだのしくみ・女性のからだのしくみ・避妊の方法)
図6-3 現在の性交相手の有無別 性感染症にかかるリスクの認識(とても気になる・やや気になる・あまり気にならない・まったく気にならない)
図6-4 性感染症の罹患リスクの認識の学校段階別・男女別 性交経験率(とても気になる・やや気になる・あまり気にならない・まったく気にならない)
図6-5 性感染症にかかるリスクの認識の学校段階別・男女別 コンドームの使用状況(いつも使用する・場合による・いつも使用しない)
図6-6 性知識(自覚症状)の正誤別 コンドームの使用状況(いつも使用する・場合による・いつも使用しない)
図6-7 性知識(性感染症の影響)の正誤別 コンドームの使用状況(いつも使用する・場合による・いつも使用しない)
LGBT理解増進法が施行されたことで、性の多様性に関する情報が広まるなか、学校性教育においても「性の多様性(LGBT など)」の学習率は上昇している。若者世代に性の多様性を受け入れる意識はどの程度浸透してきているかを確認する。
図1 性の多様性に関する考えに賛成する割合(「同性と性的行為をすることがあってもかまわない」「同性どうしの結婚は認められるべきだ」)
図2 学校で〈性の多様性(LGBTなど)〉について教わった経験の有無別 正誤問題への正答率
近年、「おうち性教育」に関する書籍等が数多く出版されるなど、家庭での性教育が注目を集めている。家庭環境と青少年の性行動の間に関連が見られるのか、今日的状況を確認する。加えて、性について「親から教わったこと」にも着目し、それと家庭環境のかかわりについて掘り下げる。
図7-1 家族構成別 キスの累積経験率(両親あり男子・両親あり女子・父不在男子・父不在女子)
図7-2 家族構成別 性交の累積経験率(両親あり男子・両親あり女子・父不在男子・父不在女子)
図7-3 同性年上きょうだいの有無別 キス経験率(兄なし・兄あり・姉なし・姉あり)
図7-4 同性年上きょうだいの有無別 性交の経験率(兄なし・兄あり・姉なし・姉あり)
図7-5 個室の有無別 キスの経験率
図7-6 個室の有無別 性交の経験率
図7-7 父親との会話頻度別 キスの経験率(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない・不在)
図7-8 父親との会話頻度別 性交の経験率(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない・不在)
図7-9 母親との会話頻度別 キスの経験率(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない・不在)
図7-10 母親との会話頻度別 性交の経験率(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない・不在)
図7-11 家族構成別 月経の既習率(中高生女子)(両親あり・父不在・母不在)
図7-12 父母との会話頻度別 月経の既習率(中高生女子)(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない)
図7-13 月経について親から教わった経験と性行動の関連(高校生女子)(デート・性的関心・キス・性交)
図7-14 家族構成別 射精の既習率(中高生男子)(両親あり・父不在・母不在)
図7-15 父母との会話頻度別 射精の既習率(中高生男子)(ほとんど毎日・週に1~数回・あまり話さない)
若者の趣味活動や生活態度のありようは、性的な行動や意識とどのように関連しているだろうか。高校生・大学生において、モバイルメディア利用、マンガ・アニメや趣味、文化活動等の違いによって、恋愛や性行動が異なるのかどうかを明らかにしていく。
表8-1 90年代から現在までのメディア利用・行動変化(%)(パソコン・PHS 携帯電話・ポケベル・スマ―トフォン・タブレット端末・ダイヤルQ2を使う・テレクラを使う・合コンに参加する・出会い系サイトを使う マッチングアプリの利用・異性のメル友と会う・SNS利用・携帯電話でゲ―ムサイトを利用・ネットやアプリで知り合った異性と会う)
表8-2 ゲームやアニメの登場人物に恋愛感情を持つ割合(%)
表8-3 大切にしていること・興味を持っていること(%)
図8-1 大切にしていること・興味を持っていること別 交際相手がいる者の割合(友人とのつきあい・マンガ・部活動 サークル・勉強・アルバイト)
図8-2 大切にしていること・興味を持っていること別 交際相手がほしい者の割合(友人とのつきあい・マンガ・部活動 サークル・勉強・アルバイト)
図8-3 大切にしていること・興味を持っていること別 性交相手がいる者の割合(友人とのつきあい・マンガ・部活動 サークル・勉強・アルバイト)
図8-4 大切にしていること・興味を持っていること別 非異性愛を自覚する者の割合(友人とのつきあい・マンガ・部活動 サークル・勉強・アルバイト)
図8-5 大切にしていること・興味を持っていること別 二次元恋愛経験者の割合(友人とのつきあい・マンガ・部活動 サークル・勉強・アルバイト)
図8-6 交際相手のいない者における二次元恋愛の経験と交際欲求(交際経験のない者の交際相手がほしい者の割合・交際経験はあるが現在交際相手のいない者の交際相手がほしい者の割合)
「性のイメージ」は、学校段階・性別によってどのような違いが見られるか。また、年代とともにどのように変化しているか。肯定的イメージを比較することで、現代の若者の性に対する意識を確認する。
図1 学校段階・男女別 肯定的イメージ得点の推移
図2 性行動の経験別 肯定的イメージ得点の平均値(デート・キス・性交)
図3 性的被害の経験別 肯定的イメージ得点の平均値
「あなたは、現在、性について悩んでいることはありますか」という質問項目への書き込みから、その現代的特徴について論考する。具体的には、どのような語句や言い回しがどれだけ、どのような文脈において用いられているかを調べ、それらが、性別・学校段階・学年・選択肢型質問への回答傾向とどのように関連しているかを明らかにしつつ、様々な観点からの解釈を試みる。
図9-1 自由回答欄の回答率
図9-2 対応分析の結果(第9回調査)
図9-3 対応分析の結果(過去4回分)
自慰は性差の大きな性行動であり、自慰をする女性は少数派である。女子が自慰をどのようなものとして経験し、どのように意味づけているのかを、自由回答の内容を手がかりに探る。
「第9回 青少年の性行動全国調査」のすべての質問項目への回答を集計し、表データとして掲載している。
問1 (a)年齢 (b)生年・生月 (c)学年 (d)性別
問2 現在の住まい
問3 同居している人
問4 週あたりのアルバイト・仕事時間
問5 (a)昨年度の奨学金受給の有無 (b)昨年度奨学金の合計額
問6 ふだん友人と遊びに出かける頻度
問7 ふだん街に遊びに出かける頻度
問8 よく話をする男性の友人の存在
問9 よく話をする女性の友人の存在
問10 恋愛の対象
問11 (a)デートの経験の有無 (b)初めてデートをした時の年齢(歳)(c)現在デートをしている相手の有無
問12 (a)交際の経験 (b)交際相手がほしいと思うか
問13 交際相手からされた経験 (a)友達づきあい干渉 (b)精神的暴力 (c)性的行為の強要 (d)身体的暴力 (e)金銭的被害 (f)どれもされたことがない
問14 (a)性的関心を持った経験の有無 (b)初めて性的関心を持った時の年齢(歳)
問15 (a)キスの経験の有無 (b)初めてキスをした時の年齢 (c)どちらから要求したか
問16 (a)セックス(性交)の経験の有無(中学では「性的接触」と言い換えている) (b)初めてセックス(性交)をした時の年齢 (c)初めてセックス(性交)をした相手は年上か、同じ年か、年下か (d)初めてセックス(性交)した時はどちらから要求したか (e)初めてセックス(性交)した時の動機やきっかけ (f)初めてセックス(性交)したときどのように感じたか (g)初めてセックス(性交)した時の避妊の実行の有無 (h)初めてセックス(性交)した時の避妊の方法
問17 (a)いままでのセックス(性交)の経験人数 (b)現在セックス(性交)をしている相手の有無 (c)セックス(性交)をする前の性的同意の確認の有無 (d)セックス(性交)をする時のコンドームの使用状況 (e)セックス(性交)をする時の避妊の実行状況 (f)セックス(性交)をする時の避妊の方法 (g)避妊をしない理由
問18 (a)自慰(マスタベーション・オナニー)の経験の有無 (b)初めて自慰(マスターベーション・オナニー)を経験した時の年齢
問19 (a)射精の経験の有無(男子のみ)(b)初めて射精をした時の年齢(歳)
問20 (a)月経の経験の有無(女子のみ)(b)初めて月経があった時の年齢(歳)
問21 性的規範についてどう思うか (a)愛情がなくてもセックス(性交)をすること (b)お金や物をもらったりあげたりしてセックス(性交)をすること (c)つき合っている人のいる人が、その相手以外とセックス(性交)をすること (d)知り合ってすぐの相手とセックス(性交)をすること
問22 性役割規範・性の多様性についてどう思うか (a)男性は女性をリードすべきだ (b)女性より男性のほうが、性欲が強い (c)同性どうしの結婚は認められるべきだ (d)同性と性的行為をすることがあってもかまわない (e)男の子は男らしく、女の子は女らしくあるべきだ (f)男性は外で働き、女性は家庭を守るべきだ (g)女性は働いていても、家事・育児のほうを大切にすべきだ
問23 性的被害経験の有無について (a)視線被害 (b)つきまとい、待ち伏せ (c)性的からかい (d)痴漢 (e)露出被害 (f)セクスティング要求 (g)性的行為の強要
問24 学校の性教育で教わった内容がいまの自分に役立っていると思うか
問25 「性的同意」という言葉を知っているか
問26 いままでに学校で教わったこと (a)妊娠のしくみ (b)セックス(性交) (c)避妊の方法 (d)人工妊娠中絶 (e)自慰(マスタベーション、オナニー) (f)HIV/エイズ (g)性感染症 (h)恋愛 (i)男女平等の問題 (j)デートDVの問題 (k)セクハラ、性暴力の問題 (l)SNSの安全な使い方 (m)性の不安や悩みについての相談窓口 (n)性の多様性(LGBTなど) (o)男性のからだのしくみ (p)女性のからだのしくみ (q)その他 (r)とくに教わったことはない
問27 性について知りたいこと (a)妊娠のしくみ (b)セックス(性交) (c) 避妊の方法 (d)人工妊娠中絶 (e)自慰(マスタベーション、オナニー) (f)HIV/エイズ (g)性感染症 (h)恋愛 (i)男女平等の問題 (j)デートDVの問題 (k)セクハラ、性暴力の問題 (l)SNSの安全な使い方 (m)性の不安や悩みについての相談窓口 (n)性の多様性(LGBTなど) (o)男性のからだのしくみ (p)女性のからだのしくみ (q)その他 (r)とくに教わったことはない
問28 いままでに親から教わったこと (a)プライベートパーツを大切にすること (b)月経 (c)射精 (d)自慰(マスタベーション、オナニー) (e)セックス(性交) (f)妊娠のしくみ (g)避妊の方法 (h)男女の平等 (i)性の多様性(LGBTなど) (j)SNSの安全な使い方 (k)デートDV (l)セクハラ、性暴力 (m)その他 (n)とくに教わったことはない
問29 セックス(性交)について知ったのはいつか
問30 どこから知識、情報を得ているか (a)セックス(性交)について (b)避妊方法について
問31 「性」「セックス」という言葉のイメージ
問32 自分がセックス(性交)することで妊娠する可能性についてどのくらい気になるか
問33 自分がセックス(性交)することで性感染症にかかる可能性についてどのくらい気になるか
問34 友人の性的な行動や経験がどのくらい気になるか
問35 友人と性の問題についてどのくらい話すか
問36 経験の有無について (a)SNSの利用 (b)出会い系サイト、マッチングアプリの利用 (c)合コンに参加 (d)アダルト動画を見る (e)ゲームやアニメの登場人物に恋愛感情を持つ (f)どれもしたことがない
問37 会話頻度について (a)お父さんと (b)お母さんと
問38 大切にしていることや興味を持っていること
問39 自分専用に持っている物
問40 中学3年生の時のクラスの中での成績
問41 中学3年生の時の暮らし向き
問42 何人きょうだいか
問43 (a)お父さんが最後に通った(または在学中の)学校 (b)お母さんが最後に通った(または在学中の)学校
問44 (a)中学3年生のころのお父さんの仕事 (b)中学3年生のころのお母さんの仕事
問45 正誤問題
問46 性の悩みについての自由記述の有無
【中学・高校のみ】どの学校まで進学しようと考えているか
【中学・高校のみ】お父さんの働き方・お母さんの働き方
●調査結果については『「若者の性」白書-第9回 青少年の性行動全国調査報告ー』(小学館, 2025)をご参照ください。